<「ちきゅう座」編集部>
(22日23時40分)
ようやく初めての土壌モニタリング調査発表。40キロ離れていても(福島県川俣町内)、土壌1キログラムあたり4万3千ベクレルの放射性ヨウ素を検出。
(22日22時30分)
「なんで民間企業が起こした事故の後始末を税金でやるんだ?」と思われた方も多いのでは?その後政府のニュアンスはすこし変わったようですが、どうなることやら。
政府が補償する「根拠」となっているのが、原子力損害賠償法(原賠法)第三条の「ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるとき・・・」という規定。
マスコミが「未曾有の天災」とか「想定外」と口をそろえているのは、これだったのか。「原発維持のため」とか、「福島5・6号機を残すため」とかいうのは「想定内」。でも原子力災害の『責任』をすべて国民に転化するためだったとは…。
"ヤコブの方法"とは何です
東電は、莫大なカネを使って、「政治家」とか「官僚」とか「専門家」とか「マスコミ関係者」とか・・・を養っていますから、事故後すぐに、このキャンペーンをはじめたわけですね。
Evan OsnosはAfter Shocks (The New Yorkerの記事)で神保哲生氏の言葉を引用しています。
この中で神保氏はnuclear mafiaという言葉を使っていますが、言い得て妙。日本は福島原発の放射能に汚染される前に、nuclear mafiaに汚染されていたのですね。ほら今もTVにはマフィアの手下が・・・。
(22日21時30分)
どのようにポット腹ストーブを構築する
広河隆一氏が「ニュースの深層」CATV朝日ニュースターに登場。福島第一原発周辺の放射能汚染の現実を語っていました。聞き手は上杉隆氏。、13日の双葉町で、三台もっていったガイガーカウンターがすべて振りきれた(1ミリシーベルト以上)。広河氏のジャーナリスト魂に脱帽。
政府と東電が『安全だ』とうそをついたために、多くの人たちがモノをとりに戻ってきていた。これを止める検問はぜんぜんなかったのこと。国民・住民のことなどそっちのけで、メンツを保もとうとしていた、のでしょうか。
広河氏も子供たちの避難の重要性を訴えていました。
また上杉氏は、80キロ外避難が海外政府の認識である点、また3号機(MOX燃料―日本で言うプルサーマル)は、要注意という海外の論調と紹介。
政府・マスコミの報道が「大本営」発表になっており、全く信用できない。
なぜニュージーランドのキウイは、保護する必要がありません
「ちきゅう座」も第一原発の状況、放射能汚染の状況、食品安全の情報などこれらの団体の情報を、これからも転載・掲載していこうとおもいます。
(22日15時30分)
放射能汚染が広範囲に拡大していることは、想像できますが、どの程度なのか。
原子力安全・保安院や東電の会見を見ていても、さっぱり汚染の実態はわかりません。
東電は「海水汚染」について「取りやすい海岸で採取しているだけじゃないか」とか、「海流は、もっと複雑じゃないか」と突っ込まれて、シドロモドロ。
保安院もお役人集団で、自前で観測する体制などないことを認めている。だから、何処が、どれだけ汚染しているか、政府自体よくわかっていないようです。できることは『隠蔽』することだけか。これでは風評被害はなくなりません。民間の反原発団体などの協力を得て、広範囲で汚染調査をやるべきです。
日本政府の汚染調査が全然進みませんので、ここでは、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が作成した原発事故後のセシウム137汚染のシミュレーションを掲載しておきます。
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